コラム
Column

#エバンジェリスト

脳の体操

2022.11.10

こんにちは。杉浦です。
3度の飯よりゲームと歴史が好き
インドアな杉浦です。

今回のテーマは
「脳の体操」というテーマで
最近自分がはまっているパラドックスについて紹介します。

パラドックス (paradox) と調べると、
正しそうな前提と、妥当に思える推論から、
受け入れがたい結論が得られる事を指す言葉であるとあります。

一番有名なタイムパラドックスでしょうか
例えば主人公の息子が、タイムマシンで父親を殺したとする
そうすると、息子は生まれなくなってしまうので、
事件はなかったことになり、息子が生まれるけど…
といった矛盾が発生してしまう話です。

最近なるほどと思ったのが
「ギッフェン財のパラドックス」です。

経済では基本的に、値上げすれば需要は減り、
値下げをすれば需要は増えるのですが、
この「ギッフェン財」はなんと逆で、
値上げすればよく売れて、値下げをすれば売れなくなるのだとか
Wikipedeiaによい例えがあったので、紹介します。

ソーセージとジャガイモを消費する経済があったとする。
家計の予算は140ポンドで、
ソーセージとジャガイモを合わせて50個食べる必要があるとする。
家計はなるべく、ソーセージばかり食べたいと考えている。

A) ソーセージの値段が4ポンドで、ジャガイモが2ポンドの場合
この場合、家計はソーセージ20個とジャガイモ30個を買う必要がある。
B) ソーセージの値段が4ポンドで、ジャガイモが1ポンドの場合
この場合、家計はソーセージ30個とジャガイモ20個を買う必要がある。
C) ソーセージの値段が4ポンドで、ジャガイモが2.5ポンドの場合
この場合、家計はソーセージ10個とジャガイモ40個を買う必要がある。

上記のように、ジャガイモは値段が下がった結果、
需要が低下し、値段が上がった結果、需要が上昇する。
この例では、ジャガイモがギッフェン財にあたる。

現実ではコンビニ弁当と外食ばかりしている人が
コンビニ弁当が値上げしたので、外食を控えるようなったという感じでしょうか
(私はちゃんと自炊していますよ)

有名な「モンティホール問題」など
パラドックスはいろいろと面白いです。
移動時間などに、脳の体操として見てみるのも面白いですよ

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